おいでよクラシカロイドの沼

クラシカロイド 感想。私(ナジェージダ)、ミーチャ(相手方)の座談会形式で行います。よろしくお願いします。

クラシカロイド 2期11ー15話感想

11話「塩しかねんだよ」

ナジェ「クラクラの塩対応の回だ! 初めてリアタイで全編正座して見た話。今回、コメントできるのは小ネタについてぐらいかな」

 

ミーチャ「アンダンテ! アンダンテ! しか言わない小バッハ様もといワーグナーには吹いたわw 言語不全w そして彼のプロデュースのもと、塩対応を学ぶために、塩ラーメン専門店の店員さんになったクラクラ。本当、仕事選べないなあ。のちの漫才といいw」

 

ナジェ「ああいう注文多い系ラーメン屋さん、都市伝説だと思っていたわ。今でも実際にあるのかな。チョっちゃん曰くあんなお店が「ネットで大評判」になっているのがウケるわ。ベトさんの「ギョーザーはないのか!」にちょっと共感したw」

 

ミーチャ「そして、塩対応を極めたクラクラはソルクラに転身、新曲ソルテソルティ」を発表。前曲「やってらんない気分」とは打って変わって、クールなアイドル曲だ。バダちゃんがちょっとエロチックで好みだった」

 

ナジェ「クラクラとソルクラでいうと、ソルクラ派かな。ソルテソルティも歌詞を覚えたら、ぜひカラオケで歌って見たいよ」

 

 

12話「ワーグナー野望」

ナジェ「そして前回の最後で、ソルクラがワーグナー(ワールドアメイジングギャラクシーネバーエンディングレボリューション)のデビューの踏み台にされていたことが判明。ワー君の腹黒さ、ここに極まれり。ムジー「make the revolution~ワルキューレの騎行より〜もナルシスト丸出しの歌詞でちょっとダサいし、ワー君、なかなか好きになれないね」

 

ミーチャ「そして明かされるワー君の過去。三弦さんはどうしても音羽博士を超えられず、承認欲求と無力感との狭間で苦しんでいた人なのに、選りに選ってワー君を「出来損ない」呼ばわりするなんて。歴史は繰り返す、だね」

 

ナジェ「承認欲求で回るクラシカロイド 、か……。

 続くホテルでの労働シーン。地味に、労働基準法ともっと大切な何かを破ってないかい? カバと少年を働かせるなんて。合うサイズがないだろうに、ちゃんと制服が支給されたのは優しいと思う。ホテルの食事にもありつけたみたいだしね。

 全人類バッハ化騒動を目の当たりにしていたとはw あの事件のワールドワイド加減をこの回で改めて実感したわ」

 

ミーチャ「場面は現在へ。「俺の曲のプロデューサーに任命してやる」という高圧的な態度は史実ネタだね。バッハとムジークバトルになり、初のムジーク発動。衣装もなんかガキっぽいんだよな。普通の服装のままのほうがいいぐらい。しかしムジークの効果、相手のムジークを奪うってなかなかだな。バッハ様と並んで、バトルものの王道を行くムジークの使い手が誕生したわけだ」

 

ナジェ「 バッハ様はしばらく旅に出る。この第二シリーズ、彼が出たと思ったらすぐ引っ込んじゃうから悲しいよ。大人の事情?」

 

ミーチャ「それは次の回だろw」

 

 

13話「年忘れ! 紅白ムジーク合戦」

ナジェ「下ネタの壁とか博打ネタの壁とか生命倫理の壁とか、今までいろんな障害を涼しい顔でぶっ飛ばしてきたクラシカロイドが、ついに第四の壁を突破するぞ! 製作陣の大人の事情とか、カツカツとか、人物が顔を出すまるフレームを揺らすとか、第一シリーズ第二シリーズと言うとか、ヒヤヒヤするネタが満載だ! 私、こう言うメタフィクションが大好きなのでどんどんやってほしいと思います」

 

ミーチャ「今回は総集編。どうせならムジークのフルサイズを放送して欲しかったな。そのほうが紅白っぽいし、宣伝にもなるし。あとは、それこそカツカツなんだけど、歌っている途中で手を振るぐらいの動きは見せて欲しかったな。すぐ過去映像になってしまうのが残念」

 

ナジェ「よく考えて見たら紅白のネタって、NHKだからできたことだよね。紅白あるあるが詰まっていて面白かった。小林幸子になるリッちゃんとか、前編と後編の間に天気予報が出てくるとか、野鳥の会の人数数えとか、Go年Come年とか、蛍の光とかね。いいぞもっとやれ。紅白相撲と続いたんだから、次は朝ドラ風寸劇でも大河ドラマでもやっちゃえ!」

 

ミーチャ「クラシカロイドらしいな、と思ったのは、紅白男女別にしている意味がなくなること(女性ロイド少ないしね)。下に出身地が町レベルで記載されること。ワルシャワとボンとザルツブルグとジェラゾヴァ・ヴォラしかしらんかったわw」

 

ナジェ「シリアスモードを持ち込もうとするワー君をみんなが必死に諌めるのもツボった。

 最後は勝敗関係なく、みんなで第九もとい「大宇宙音楽賛歌No.9」を歌う。ものすごい欲張ったことを言うと、本編の紅白でこれを歌って欲しかった。もちろんちびっこが見ている8時台とかにね。紅白で杉田さんの「シュピレン ヴィアウンゼレ ムジーク!」が聞きたかった!」

 

ミーチャ「民放の妖怪ウォッチすら参入してくる時代だからね。セルフコラボやって何が悪いんだってなるよね。

 今回は前回2回よりだいぶ楽しめました。次のメタフィクションも期待しているぞ!」

 

 

14話「恋せよアイドル、旅せよコビトカバ

ナジェ「ごめんなさい。この回、あんまり入れ込めなかった。

 まずムジー「GOING SWEET HOME〜新世界から第二楽章より〜」、これはもともと「遠き山に陽は落ちて」と言う歌詞が付いているものを歌詞を入れ替えてバラード風にしただけなので、あまりインパクトがなかった。まあクラシックが日本民謡のようなメロディを持っていることの神秘には改めて気付かされたけどね。それぞれの故郷に帰るって言う効果もちょっとなあ。また電車系かよ、と思ってしまった」

 

ミーチャ「展開も、嫌いっていうよりは、印象に残らなかった感じかな。

 バダちゃん、相手は誰でもいいから、とりあえず恋すれば人は幸せになれるっていう発想は、思春期特有のものだよね。でも愛のないカップごっこに本当の愉悦は生まれないよ。その辺リッちゃんに教えてもらって。

 パッド君、「奏助の作品はほとんどゴミです」とか「一言で言うとバカです」とか辛辣なことを言いながら、実は奏助のこと好きだったんだね。これは二次創作でパド奏が湧くぞ。もちろんパッド君は1期10話の姿で。

 あと、新世界って、そっちかよ!」

 

ナジェ「一瞬だけ見えたドボちゃんの人間姿、完璧なイケオジだった。バッハ様とタイマン張れるな。あのヒゲのもじゃもじゃ加減がなんともいい!」

 

 

15話「どすこい音羽部屋」

ナジェ「ます回でもみかんゾンビ回でもひるまなかった私はこの回で陥落しましたw だって、最後の砦のパッド君が一番ノリノリで親方やっているんだもん……」

 

ミーチャ「コーヒーを美味しくするムジー「豊穣の夢〜エリーゼのためにより〜」がまさか食欲増進に繋がるとはね。体重を急激に増大させたクラシカロイドと二足歩行を実現したドボちゃん、どちらも生物の限界を超えたな!」

 

ナジェ「四股名もまた最高だった。「幻想厨」は色々ダメだわw 二次オタの匂いがプンプンするw あとドボちゃんの四股名で、彼が乗り鉄であることが判明したね。まあ写真とってない(とれないそもそも)のと時刻表見ていない時点で、撮り鉄でも時刻表マニアでもないことは明らかだけど。

 あと、狂ったように焼き鳥作ってた女性陣も面白かった。売るのかと思ったら、あんだけ立派な包装しといて、家で食べるのかよw」

 

ミーチャ「今回はワー君と音羽ロイドが仲良くなる回。後々の展開でなかったことになるのが悲しいぐらいだよ。力ではどうやっても他のロイドにかなわないワー君が、恥も外聞も捨てて、「革命投げ」という技を磨くという展開はとても熱いものだったのに。よく考えれば、ワー君がカッコつけてなかったのってこれで最初で最後だよね?」

 

ナジェ「日芽歌さんに好感持てたのも最初で最後だわ。「産んでなくてもクラシカロイドでも自分の子、だからみんなと楽しく過ごしてほしい」は、私も本当にそう思う。なんで彼はこのギャグワールドで異質なシリアスキャラにされてしまったのか……」

 

ミーチャ「まあ、そんだけワー君を思いやるんだったら、歌苗ちゃんを置き去りにするような真似はしないでくれって思うけどねw」