おいでよクラシカロイドの沼

クラシカロイド 感想。私(ナジェージダ)、ミーチャ(相手方)の座談会形式で行います。よろしくお願いします。

クラシカロイド 3期1−5話ざっくりあらすじ

第1話「双子と「母」音羽館

 日芽歌の最後のギャンブルで借金を返し、ワー君も家に帰ってきて、幸せな日々を過ごす歌苗。それでも大家業は続けており、今日もロイドのみなさんから家賃を取り立てていた。

 春。音羽ロイドたちとチャイバダは花見に出かける。途中で飲食物が足りなくなり、買いに走る歌苗。商店街で、無銭飲食で捕まりかけていた可愛い男女の双子に出会う。彼らのあまりに同情を誘う語り口に乗せられて、代金を代わりに払ってしまう。双子は「ラヴェル」(男)と「ドビュッシー」(女)を名乗り、音羽館の場所を訪ねてきた。

 その頃、バッハと音羽夫妻は新たな研究を始めていた。やがて来る第二の宇宙人に向けて音楽を奏でるため。その研究データを盗み見しているミニ天女と、はるか遠くでそれを操る白髪ウェーブのおばさん、「音楽の母ヘンデルがいるとも知らず。

 やがて、歌苗の帰りが遅いのを心配して来たベトとモツを見て、双子はおもむろにタクトを取り出す。そして、強力なムジークで二人を攻撃する……!

 真の音楽の使者をめぐるゆる〜い戦いが、今、始まる!

ジーク;ドビュッシー「亜麻色の髪の少女」ラヴェル「水の戯れ」

 

 

第2話「2人の鉄ちゃん」

 ドボちゃんの布教を受けて、なんとベトも鉄ちゃんに。カバを連れて日本各地の電車を乗り回る「鉄兄」として人気を集め、ドボちゃんを起用した鉄道会社からPR大使に任命される。会社の支援を受けて乗り鉄に没頭しつつ、旅先で出会った二人のいかにもな鉄ちゃんと友情を深める。

 しかし、PRの一環で、その鉄ちゃんたちと鉄道知識王の座をかけて対決することに。ミーハーな女の子たちが見守る中、鉄ちゃん歴わずか数ヶ月のベトは、ドボちゃんの助けを借りながらも惨敗。途端に手のひらを返す鉄道会社の社員たちや、人気者になれて喜び、友情を忘れる鉄ちゃんたちに、ひとかどの人物だと思っていたにも関わらず皇帝になってしまったナポレオンを重ね合わせ、激怒するベト。彼らを戒めようと、かつてナポレオンに献呈したムジークを発動させる。彼の暴走を止めようと、ドボちゃんも新しいムジークを発動するが……。

ジーク:ベートーヴェン「英雄」ドヴォルザーク「スラブ舞曲」

 

 

第3話「We are not Motsu!」

 風邪を引いたモツの代わりに、モツ君親衛隊の3人をもてなすことになったベトシューチョっちゃん。事前の対面で、意外とイケメンなベトシューチョっちゃんを、親衛隊のみなさんは少し気に入ったよう。しかし、合コンでどう振る舞えばいいかわからない3人のロイドたち。会議をするも良案は出ず、やけくそでモツの衣装と髪(現世の方)を真似して、モツのように明るく振る舞う。当然親衛隊たちの評価は厳しく、「モツ様の方が1000倍いい」と言われてしまう始末。

 うなだれた3人の脳裏には、モーツァルトに比べられて苦労した前世の子供時代の記憶が映る。確かにモーツァルトは、人の心を掴む天才だ。音楽においても、合コンにおいても。しかしだからこそ、比べられたくない。

 ムジークを漏らしかける3人を鎮めたのは、「ありのままの自分を楽しもうよ!」と、風邪で弱った体をおして駆けてきたモツ。新ムジークを発動するが、その効果で、みんなが宇宙まで飛ばされてしまい……。

ジーク:モーツァルト「ジュピター」

 

 

第4話「さすらい人、目醒める」

 ギョーザー熱が再燃したベトが、「もう一つの究極のギョーザー」を求めてウツノミヤへと旅立った日。シューは悩んでいた。レゲエマン「ザ・グレート」の復活を望むファンの声に応えたいと思いながら、先輩やワーグナーに言われた「主体性がない」「借り物の旋律」という声が頭から離れないのだ。「本当に、私の旋律は借り物だったのか。いまの私には、それを判断する自信がない……」

 そんな彼の周りに集まった音羽ロイドとチャイバダ。「終わったら「なんでも」する」という条件の元、シューはいろいろな音楽に触れ、自分の本当の旋律を探して行くことに。リストに超絶技巧を、ショパンからDTMを、チャイバダワー君からアイドルミュージックと謝罪の言葉を、モツからは街の中の音楽を、ドヴォちゃんからはカバ列車に乗って各地の民族音楽とシューベルティアーデを、そして奏助からは(無茶苦茶なレクチャーで役に立たなかったが)敬愛する先輩の惚れた音楽であるロックを、それぞれもらった。自分の音楽の道程全てを肯定できるようになった。

 そして、旅から帰ってきたベトに、勇気を出して、最高のムジークを披露する!

ジーク:シューベルトさすらい人幻想曲

 

 

第5話「ゴスロリvs甘ロリ

 バッハは最近悩んでいた。人気が下り坂になったクラクラ(1話で花見行けたのもそのせい)をどのようにして再興させるか。彼の脳裏に浮かんだのは、二つの選択肢。ゴスロリ甘ロリ早速衣装デザインのスケッチを取る。そのスケッチを置いたまま、思索の散歩に出かけるバッハ様。

 机に置かれたスケッチを見て、バダはゴスロリ、チャイコは甘ロリに惹かれる。早速衣装を二人分デザインして着てみると、これがもうよく似合う。しかしどちらの路線に統一するかで大喧嘩になり、音羽館のみんなに決めてもらうことに。しかしロイド達も高校生二人組も、人外二人(?)もそして二度目の奇襲にやってきたラヴェルドビュッシーも、ゴスロリ派と甘ロリ派にぴったり半々に分かれてしまう。そして勃発した第一次音羽館ゴス甘戦争。勝つのは、一体どちらか!?

 思索を続けるバッハ様の脳裏には、なにやら第3の選択肢が浮かんだようで……!?

ジーク:バダジェフスカ:「叶えられた乙女の祈りチャイコフスキー「1812年」